法事を主催する側になると、実際にいつどうしたら良いのかと悩みますよね。子供の頃、良く両親に連れられていくと、いつもおとなしい祖父が元気に親戚の人とやり取りをしているのを見ると、おじいちゃん、かっこいいなあと思ったことはありませんか?
法事や法要の種類
日本では亡くなった人の法事や法要が行われますけれども、まずは49日(しじゅうくにち)までとそれ以降に分けられます。49日以前の法要としては
- 二七日(ふたなのか):7日目
- 三七日(みなのか):21日目
- 四七日(よなのか):28日目
- 五七日(いつなのか):35日目
- 六七日(むなのか):42日目
- 七七日(なななぬか):49日目
それ以降の法事はというと、
- 百か日:
- 1周忌:
- 3周忌:
- 7周忌:
- 13回忌:
- 17回忌:
- 23回忌:
- 27回忌:
- 33回忌:
となっています。なお、日程の数え方ですが、百か日や1周忌はそれぞれ故人がなくなった日から100日目であったり、1年目とします。3回忌以降は、死去から満2年の法事としますし、33回忌は死去から満32年の法事という決まりになっていますので、その点は注意をしておきましょう。
法事をするために準備すること
次に、具体的に法事を行う場合には、2ヶ月前に行うこと、1ヶ月前に行うこと、法事前日にしておくこと、法事当日にするべきことというのは、決まっていまして、大事なことはしっかりと計画を立てて、それを実行するということです。では具体的には理想的なスケジュールの立て方をご説明します。
法事2ヶ月前に行うこと
- 法事の場所、日程を決める
- 日程が決まったら、お寺に連絡をする
- 会食をする会場を決める
- 引き出物を決める
- 招待客のリストを作成する
- 献杯をする招待客に打診をする
- 法事の案内状を作成する
法事1ヶ月前に行うこと
- 案内状の送付
- 招待客の人数を2週間前には確定させ、会食するレストランや引き出物をお願いしているところへ正式に発注する
- お寺から会食するレストランへの移動距離が遠い場合、バスなどの手配をする
法事前日に行うこと
持参する物(お布施・お供物・お花・位牌・遺影写真・引き物)などを準備する
法事当日
法事当日は、招待客よりも早く会場に到着をして、前日チェックをしたお布施や遺影などを持参する。
と言うものです。法事には多くの親戚や個人の知り合いが来ますので、しっかりときめ細かい配慮で法事の準備をすることが求められます。また、しっかり運営できれば、主催者の評価も確実に上がります。決めては準備をしっかりするということですので、慎重に準備をしましょう。