法事に子供と参加する場合

身内以外の法事に参加する場合、小学校低学年以下の子供の参列は控えるのが基本的なマナーです。しかし、どうしても一緒に参加しなければならない場合は、細心の注意を払って参加しましょう。

法事にふさわしい子供の服装は?

法事に参加する際は、「喪服」を着用するのが礼儀ですが、子供の場合は、特別に喪服を準備する必要はありません。ただし、下記のように、喪服に近いものを着用するようにしましょう。

*赤ん坊…白、もしくはグレーの服であれば可。
*男の子…白のシャツに、黒や紺、グレーなどの無地のブレザーとズボン。
*女の子…白のブラウスに黒や紺、グレーなどの無地のスカート。黒・グレー系であれば、ワンピースも可。
*学生…制服を着用。

靴下は黒または白、靴は光沢のないものを履き、その他、装飾品にも気をつける必要があります。特に女子の場合、派手な髪飾りやリボンをつけないよう、注意しましょう。

なお、三回忌の法事までは、正式な服装が基本ですが、その後は回数を重ねるごとに、喪の表現を少なくしていくものです。そのため、普段着で済ませることも多くなるでしょう。

香典の金額と表書き

香典は、出席者分の金額を包むのがマナーといわれていますが、子供が小さい場合は、基本的に人数に数えなくてもよいでしょう。ただし、お子さんと故人との付き合いにより、若干多く用意することもあるようです。たとえば、家族ぐるみで親しくしていた場合は、5,000円~10,000円程度を包むのが一般的のようです。

ただし、子供が社会人の場合は、香典を別々にするのが望ましいと考えられます。その場合は、5,000円が目安となります。

次に、香典の表書きですが、基本的に子供が学生のうちは、親の名前だけでよいとされています。ただ、故人が、お子さんのみ、もしくはお子さん中心でのおつき合いだった場合、親の名前だけではご遺族の方がわからないケースがあります。その場合は、親と子供の連名にするとよいでしょう。

子供に前もっていい聞かせることが大切

「法事がどのような場であるのか」を、前もってお子さんに話しておくことが大切です。とはいえ、小さな子供の場合、いくら言って聞かせても、思い通りにならないことも多いもの。気をまぎらわすための絵本、飴などを用意しておくことをおすすめします。

最終的には、親の責任となりますので、場に合わせて席を立つなど、できるだけ周りに迷惑をかけないような心がけや、的確な判断が必要でしょう。